【ダブル】追い風メガカメックスX-Next generation fair wind 富山オフ使用構築

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「追い風とか弱いだろゴミゴミ」と思っていたのですが、使わないで言い続けるのもアレなので使った事のないメガカメックスでしおふきしていく構築を作ろうと思いました。

個人的に弱いと思っている中でファイアローの追い風。特に猫だまし追い風みたいなのはそれだけでクソ雑魚だと思っています。ガルーラファイアローとか論外ですね。確実に起動させるという点に対しては評価できるぐらいで次に繋げられるような事がないのです。追い風という4ターンはとても短く、その短いターン数の中で相手をどれだけ崩していけるのかという事がとても大事なのに初手威嚇がぶっ刺さり、制圧力が下がるようなものはとても向いているとは思えない

追い風やトリックルームというS関係が急に変わるようなものを軸にして考えている場合に関して共通して言える事は、そのターン数でいかに相手を崩せるのかという点にあると考えています。私はあまり他人のブログを見たりしないのもあると思いますが、追い風を起動し、そこからの流れが確実にスムーズになるようなPTを見たことがありません。追い風を起動させつつ2回目のトリルや追い風を考える場合にはそのポケモンを温存しなければならず必然的に立ち回りが厳しくなり全体的な火力も下がってしまいます。この事からいかに追い風をしてからスムーズに攻撃に切り替えられるのかという点に関してを考えていくことにしました

その事を考慮しつつ、思いついたのが脱出ボタン霊獣ランドロスでした

初手に霊ランドトゲキッスを出しつつ、威嚇で相手の物理打点を下げます。基本的には追い風とんぼがえりを選択。仮に霊ランドに対して猫騙しをされても脱出ボタンで交代ができ後続につなげる事ができ、トゲキッスに猫だましをされた場合には後続のポケモンを出しつつ守って次ターンに追い風ができます。基本的な流れはこうなり、2連守るや相手の行動選択にも影響されにくく、スムーズに攻撃に移る事ができる1つの方法ではないかと思い、今回はこれを考えていくことにしました

 

カメックスカメックスナイト

メガ前:155-x-120-150-125-130

メガ後:155-x-140-205-135-130

しおふき 水の波動 波動弾 守る

水の波動は体力が削られた場合に相手の地面や炎タイプのポケモンに対しての打点が失くなるのを嫌いました。波動弾は全体的にガルーラへの打点が乏しくなりがちになったので採用。

 

リザードンリザードナイトX

メガ前:154-149-98-x-105-152

メガ後:154-200-131-x-105-152

フレアドライブ ドラゴンクロー 龍の舞 守る

メガカメックスを使う上で確実に気を付けないといけなくなるのは相手のリザYによる晴れ。これによりカメックスが使う水打点の威力が下がり、追い風下での制圧力が下がってしまうことからもう1つのメガ枠の必要性。ここにリザードンYに対して基本的に強ければならない事。又、全体的にハイパーボイスの一貫性が酷く、それに対して何らかの対処が必要でした。受けるだけでは解決にならず上から縛れる要素が必要でした。これらの要素を満たす事ができるのがリザードンXです

いじっぱりのメガリザードンXの火力はとても魅力的で等倍で鉢巻ファイアロー耐え調整のポケモンフレアドライブで倒せるぐらいの火力があります。現在のハイパーボイス持ちのポケモンは威嚇込みでなければ一撃で倒せる事ができます

フレアドライブ、ドラゴンクロー、守ると入ってきてこの指とのシナジーが見込めるので龍の舞を採用しました。基本的には積む事はないです

 

ランドロス@脱出ボタン

165-197-110-x-100-157

地震 いわなだれ とんぼがえり 守る

特に調整は考えませんでした。役割は後続の犠牲になることです

 

トゲキッスゴツゴツメット

189-x-160-141-137-103

マジカルシャイン 火炎放射 追い風 この指とまれ

相手のガルーラや霊ランドのいわなだれに対して試行回数を稼げるようにBに厚くしゴツゴツメットを持たせました。これによりトゲキッス猫騙しをされた場合でもガルーラに対しては猫だましで33%程度のHPを削ることができ、猫騙しがこない場合は追い風をする事ができます。他の猫だまし持ちに対しても少なくとも襷という選択肢をとることができるようになります

攻撃技の選択は基本的にカメックスのしおふき+マジカルシャインで全体に大きく圧力をかけていく事とフェアリー技を半減できる鋼、水技を半減できる草に対して抜群をとって処理速度を速めることができるように火炎放射を採用しました

 

サザンドラ@命の珠

168-x-110-177-110-165

りゅうせいぐん 悪の波動 だいちのちから 守る

相手の電気に対して強く、ファイアローに対してもある程度切り返しができる。ギルガルドクレセリアに対して処理速度をはやめる事ができる

主に以上の点からサザンドラを採用しました

眼鏡を採用しなかったのはサザンドラトゲキッスと先発で起用するケースが充分にある事。又、カメックスを選出しなかった場合にヒードランに対しての打点が不足している事からだいちのちからを採用し、眼鏡にした場合にだいちのちからで拘るのは確実に弱いので火力補正アイテムの命の珠にしました

 

ギルガルド@食べ残し

シールド:161-x-170-92-170-105

ブレード:161-x-170-202-170-105

シャドーボール ラスターカノン みがわり キングシールド

ギルガルドのSラインは調整中ですが、無振りFCロトム-1のラインにして削れたニンフィア等にほぼ確実に先手をとり倒せるようにしています。又、追い風下でメガライボルトを抜けるようにしています

安定してハイパーボイスに対して出せるのがギルガルドぐらいしかおらず(ヒードラン未所持)毎回構築にギルガルドが入ってきてしまっているのでここからの脱却がこれからの構築を組む上での課題かもしれません

 

PT全体的に意識したSラインとしては、遅くてもメガライボルト抜き。確実に追い風下で動く前提のアタッカーのメガポケモンはSではなく火力に性格補正、霊ランドやサザンドラという先発から出る可能性があるポケモンはSに補正をかけました。特にサザンドラはSに補正をかけないと雨下のキングドラに同速をとられる可能性があるのでSに補正をかけ、そこまで振るなら最速にしてS関係を明らかにした方が良いと思いました。火力に補正をかける理由としては、前述したように相手をいかに崩すのかという点で追い風下で火力を押し付ける事を意識しています